当院について-循環器内科、各種診療科や検査・健診。大田区の東京蒲田病院。

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―信頼される医療を目指して―
当院について

理事長ご挨拶

理事長 井上 直人

 医療法人社団 森と海 東京 東京蒲田病院理事長の井上直人です。
 平成24年9月にJR蒲田西口に病床数180床の新病院が誕生いたしました。このような時期に理事長の大役を務めさせていただくことは、光栄であるとともにその責任の重さに身の引き締まる思いを感じております。

 当院の診療の特徴は、総合内科、循環器、泌尿器、消化器、糖尿病代謝、整形外科の成人病部門であります。生活習慣の欧米化に伴い、動脈硬化を促進する高血圧症、高脂血症、糖尿病を抱えている患者さんは増え続けています。また動脈硬化は全身疾患であり、脳血管、心臓、腎臓、足の動脈などさまざまな臓器に生じてまいります。それらを総合的に管理できる病院にしたいと考えております。最新のCT、超音波装置で動脈硬化をスクリーニングし、血管治療のエキスパートが治療にあたり、糖尿病代謝科の医師が全身管理いたします。また、尿路疾患に対しては最新の結石破砕装置 (ESWL) を導入し、迅速に治療にあたることが可能です。消化器疾患においては、内視鏡のエキスパートが診断から治療にあたります。さらに整形外科においては基準クラス10,000の手術室でハイレベルの治療が可能です。

 平成28年10月より東京都CCUネットワークにも加盟することが承認されました。大田区では4番目の加盟施設になりますが大変な栄誉であり、これを契機に地域の循環器疾患の急性期治療にさらに取り組んで行く所存です。当院は羽田空港とも近く、CCUネットワーク加盟後は飛行機の中で心筋梗塞になったような方も搬入されています。
また、地域包括ケア病床、療養型病棟を併設しています。地域包括ケア病床では急性期病棟で急性期治療を終えた患者さんの介護施設や在宅への復帰を支援しております。また、療養型病棟におきましては専任の医師が管理し、患者さんには上質のアメニティーを提供しています。

 当院は診療所、他の病院と密接な連携をとり入院診療に特化した病院を目指しております。入院治療が必要な時には当院で集中的に治療させていただき、その後の通院は診療所の先生方にお任せする完全に機能分化ができた病院であります。移転以後、昭和大学病院、東邦大学医療センターを中心に城南地域の各病院ならびに診療所と病病、病診連携をスムーズに行ってきております。医師会の先生方の患者さんが急変された場合の対応、特別養護施設、老人ホームの患者さんの急変時にも対応させていただいています。このような「分担と連携」は当院の基本方針であり、夢のある病院を実現すべく職員一丸となって頑張っていく所存です。

 どうぞ宜しくお願いいたします。


院長ご挨拶

院長 小山 豊

 病院長に就任し5年が経ちました。
常に患者さんやご家族に信頼される医療を目指し、質の高い医療・看護を提供して地域医療に貢献することを第一に考えてまいりました。
私ども職員一人ひとりは、現状に満足することなく切磋琢磨し、妥協することなく質の高い医療を提供し続けなければなりません。そのために職場の雰囲気・教育体制・福利厚生を重視し、職員が満足して働けるような環境作りを心がけております。
そして患者さんと職員がともに笑顔でいられるような病院でありたいと願っています。

 院長就任後には蒲田医師会の理事を拝命しました。地域医療対策担当となったことで在宅医療や災害医療といったより地域の医療に接する機会が増えました。そこから一層開業医の先生方との連携が強化されております。ときには私に直接お電話で入院の相談をいただく開業医の先生もいらっしゃいます。このような医師同士のつながりは患者さんにとってはとても安心できるのではないでしょうか。

 地域包括ケア病床を有していることから在宅医療の患者さんの入院を多く受け入れている一方で、冠動脈カテーテル治療や心臓手術を行っている循環器センターはじめ、総合内科、糖尿病科、整形外科、泌尿器科、透析科においては急性期患者さんに対して高度医療を提供していることも特徴のひとつです。
救急車の受け入れも地域医療への貢献として重要課題のひとつです。当院は救急要請を断ることなく迅速により多くの傷病者に医療を提供することを心がけております。
このように病診連携(患者紹介)・急性期医療・地域包括ケア・救急医療のいずれにおいても地域の皆様に十分に貢献できる万全の体制をとっております。

 おかげさまをもちまして、この4年間経営状態は非常に安定化してまいりました。
医師・コメディカルともに有望な人材が多く集まり、最近の離職率は全国平均を大きく下回るほど職員は定着しております。今後さらに、皆様方に質の高い医療・看護を提供することができると強く信じております。

 今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。


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